2012年3月23日金曜日

必修 古事記・1300年の謎を探る





2012年3月23日(金)
 はじめに、事務局からこれまでレイカディア大学の事務局としていろいろご指導して下さっていた松野様が、この3月末で退職されるとのことで、ご挨拶が行われました。
 今日は、3月2日午前中に予定されていた講義が講師先生の急用で本日に振り替えられて行われました。まず最初に佛教大学歴史学部教授の 斎藤英喜 教授は先日のお詫びからのスタートでしたが、今年は古事記が書かれてから1300年となり、講義では時代を追って古事記が書かれ、その内容と8年後に完成した日本書紀の内容と違い等、たいへん興味深いお話でした。
 その中で、徳川光圀(水戸黄門)は古事記が書き綴づられ、写され、版本として出回っていた内容をチェックし校訂を行ったことや古事記と日本書紀の記載内容の違い、神仏習合の考えの中で、イザナギ(陽神)イザナミ(陰神)のことがどのように書かれているか。古事記が国内派(ローカルアイデンティー)日本書紀は国際派(グローバリリズム)的な考えの内容になっていると次々と面白い内容のお話でした。

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