2012年4月20日金曜日

必修 思い出を育てて未来を創る

2012年4月20日(金)  大学の必修講座はいろいろな領域や分野の話が学べるように組み立てられていて、今日は、「郷土理解」の領域 「町づくり・地域振興」の分野 と区分された授業として、滋賀県立大学地域づくり教育研究センター 上田洋平研究員から ~ふるさと絵屏風による地元学~のお話をお聞きしました。  どんどんと大きく変化していく地域社会の中で、過去を学び生かしていく手法として、自分たちの記憶に残る暮らしの様子を「ふるさと屏風絵」として描き、知れを生かし活用し、次世代に繫げて行く取組を各地での実践を紹介されました。  地域の年配者からありとあらゆるお話をお聞きし、それを描いてゆく~心象図法~で見たこと、聞いたこと、味わったこと等々いろいろ話し出すと更に話もりあがり、それが絵になって行くその過程の中で地域つくり、町づくりの大切さが絵屏風となって描きこまれ、それが未来を創ることになっていくと・・・  終戦から高度経済成長で大きく社会変化する直前までの暮らしを語れる人がどんどん少なくなっていく今、県下各地でこのような取り組みが行われていることをお聞きし、私たち受講生の各地域でも絵屏風が描かれるようなればと思いました。

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