2011年12月16日金曜日

必修 びわ湖の森の守り神 / 関西における喫茶文化の展開













2011年12月16日(金)
 この冬一番の冷え込みとなり、湖北は雪が舞っているとか~、でも、滋賀県で一番暖かな瀬田丘陵地にある大学は冷たい強い風が青空に木の葉を舞い上げていました。
 午前中はアジア猛禽類ネットワーク会長 山崎 亨先生から「びわ湖の森の守り神 ~イヌワシとクマタカ~」と題して、生態から環境変化の中で危機的な状況にあることを学び、僅かながらも生息しているイヌワシとクマタカは「空と森の王者」であり自然環境の守り神であるので、生きられる環境を守ることは人間の生活ができる環境を守ることに繋がることだと・・・
 お昼休みの中庭、風が強く寒かったので、この寒さを写真に表せないかと・・写してみました。
 午後は、関西学院大学教授 寺本益英先生から「関西における喫茶文化の展開」と題して、日本のお茶生産の現状からはじまり、お茶が日本に入ってきて、次々とお茶文化が日本の歴史の中で展開されていくところをおはなしされました。貴族や武士社会など特権階級の中で育まれたお茶文化ではあるが、確かに日本文化の変遷の中でお茶文化に始まり、お茶文化が重要な役割を果たしてきたことを学びました。
 授業が終わって、困った問題が起きていました。私たちは学校の駐車場にある花壇づくりをしていて、冬の花壇を管理しているのですが、順調に育ってきた「寒咲きナタネ」が根こそぎ引き抜かれた!と大騒ぎ!花泥棒だ!写真の緑のように育っていたのですが・・
 本当に花泥棒?花を盗む泥棒だなんてどんな心の??????怪奇でもあり!悲しい話です。

1 件のコメント:

居眠りしたらあかん さんのコメント...

僅かながらも生息しているイヌワシとクマタカは「空と森の王者」であり自然環境の守り神であるので、生きられる環境を守ることは人間の生活ができる環境を守ることに繋がることだと・・・

以上は本文からの引用です。
僕はもっともっと感動しました。
環境問題を提起するのにこんなにも用心深く周到にお話をされた方がいたでしょうか!

曰く 猛禽類の保全は、希少種だから重要
であるというだけでなく、猛禽類の存在が生態系の安定・安全性及び生物の多様性と密接に関係していることからこそ重要なのである。
さらに
アンブレラ種のイヌワシを保護保全することは傘下の生物をも保護保全する

勝手に感動しましたが、僕はこの先生をこれからマークしたいと思いました。